2022年8月14日に開催されたコミックマーケット100で頒布され、同日Steamでもダウンロード版が発売された「バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.」。
当ブログの管理人も何とかエンディングまで到達し、ストーリーを最後までクリアすることができました。
そこで、今回も「バレットフィリア達の闇市場」をプレイした感想などを記事にしてみようと思います。
ただ、発売から数日ということもありますので、この記事では主にゲームシステムなどプレイ面での感想を書いて、ストーリーの考察などは後日別の記事で書こうと思います。
そのため、当記事で「バレットフィリア達の闇市場」のネタバレになりそうな部分に触れる場合は、黒塗りで伏字にさせていただきます。
例:テスト
追記
↓クリア後までのネタバレが含まれる感想はこちらの記事もご覧ください。
当ブログの管理人も何とかエンディングまで到達し、ストーリーを最後までクリアすることができました。
そこで、今回も「バレットフィリア達の闇市場」をプレイした感想などを記事にしてみようと思います。
ただ、発売から数日ということもありますので、この記事では主にゲームシステムなどプレイ面での感想を書いて、ストーリーの考察などは後日別の記事で書こうと思います。
そのため、当記事で「バレットフィリア達の闇市場」のネタバレになりそうな部分に触れる場合は、黒塗りで伏字にさせていただきます。
例:テスト
追記
↓クリア後までのネタバレが含まれる感想はこちらの記事もご覧ください。
ゲームシステムについて
「バレットフィリア達の闇市場」は小数点ナンバリングのSTGらしく、整数STGのように全6面のステージに通しで挑むのではなく、自分でチャプターを選んで短いステージを何度も遊ぶ形式のゲームとなります。
難しさ
ゲームの難しさについては、クリア後のやり込み要素として歯応えのあるモードが用意されているものの、エンディングまで到達してストーリーを一通り見るだけならそこまで難しすぎなくもないです。
体感としては、「東方虹龍洞」のNORMALをノーコンティニュークリアできるなら充分クリア可能かと思います。
ただし、「東方虹龍洞」と同等かそれ以上にアビリティカードの使い方や初期装備が重要となりますので、STGに自信がなくとも知識や立ち回り次第でクリアに近づける面があります。
自機
今作の自機は霧雨魔理沙です。
今作の魔理沙はボム(スペルカード)を使えない代わりに魔法陣を使用でき、その上アビリティカードを装備するなどして強化することができます。
敵弾が触れると弾貨(詳しくは後述)が発生し、弾速が遅くなる魔法陣は、今作でアビリティカードと並び重要となるシステムです。
魔理沙はディフォルトで自身の周りに魔法陣を纏っているほか、Magicボタンを押すことで魔法陣を任意の位置に飛ばして一時的に大きく展開することができます。
ただし、魔法陣を遠方に飛ばそうとすると時間が掛かり、その間ショットも止まってしまうため、基本的にMagicボタンは自機の周りで大きな魔法陣を展開したい時に使用することになります。
そこまで長くはありませんがMagicボタンにはクールタイムが存在し、魔法陣の展開後魔理沙は短時間魔法陣を纏わない状態となります。
上記の通り弾貨という重要アイテムを集められる魔法陣ですが、防御オプションとして見れば敵弾の弾速を遅くするだけと一見微妙に見えます。
性質上切り返しには非常に役立つものの、使用する状況によっては逆に詰んでしまう場合もあり、初期状態では精々使いどころの限られる機能でしかありません。
しかし、実はこの魔法陣、複数枚のアビリティカードで強化していくことによって、ゲームバランスが崩壊するレベルのぶっ壊れ機能となります。
詳しくは後述しますが、特定のアビリティカードを複数枚買い足して特化型の編成を組むことによって魔法陣は真価を発揮し、強化された魔法陣によって更に弾貨が稼げる状況に持ち込めます。
ただし、ストーリー上訪れることになる闇市場の開かれないステージでは、カードの強化が出来ないためこの編成は事実上機能しません。
そのため、(あるアビリティカードによる抜け道的な短縮も用意されているとはいえ)ストーリーを進めるには、正攻法で弾幕に挑まなくてはいけない場面が出てきます。
魔理沙のディフォルト残機はどのステージでも1機となっています。
その代わり、特定のアビリティカードを初期装備したり、ステージ途中の闇市場で購入することで増やすことが出来るため、今作は小数点STGながら残機を溜め込んでボス戦を乗り切るようなプレイングも場合によっては可能となります。
最大残機は7機なので増やし過ぎにも気を付けましょう。
ステージ
「バレットフィリア達の闇市場」では、秘天崖や霧の湖などこれまで東方Projectに登場したことのあるステージを異変解決のため魔理沙が巡ることになります。
今作のステージは短いWaveに分かれており、道中で雑魚敵と戦うWaveを何度か繰り返したあと、最後にボスに遭遇する形式となっています。
ただし、エンディング後には、雑魚戦とボス戦を複数回繰り返す特殊なステージも用意されています。
また、WaveとWaveの合間には、今作の重要要素となる闇市場(詳しくは後述)が開かれます。
後半のステージほどWave数が多くなるほか、各ステージのWaveで登場する敵のパターンは複数用意されています。
今作ではボスですら出現が基本的にランダムとなっているため、ゲームをやり込むためには必然的に同じステージに何度も挑むこととなります。
ただし、次のステージを解放条件は、ボスの内誰か一人を倒すだけと非常にシンプルなので、粗方戦力が整ったらストーリーを進めてしまってもいいでしょう(カード集めについては、手に入れてないカードが確定で手に入る救済措置がクリア後に用意されています)。
アビリティカード
「バレットフィリア達の闇市場」には、「東方虹龍洞」を超える85枚ものアビリティカードが登場します。
「東方虹龍洞」から続投しているカードも今作に合わせて性能が調整されており、結果的に需要が増した物や効果が丸々変わった物、ごく一部ですが弱体化した物など変更点は多岐に渡ります。
後述するコスト周りの大幅な変更もありますので、カードを選ぶ基準も自ずと変わることになります。
ただし、ごく一部を除けば前作で使いやすかったカードは、基本的に使いやすいままでもあります。
今作では、正規の市場であるカード市場と調査の対象でもある闇市場が存在します。
カード市場で購入済みのカードを初期装備して出発し、ステージ途中の闇市場で更に買い足していくというのがこのゲームの基本的な遊び方となります。
アビリティカードのタイプは前作と同じく、使用タイプ、装備タイプ、能力タイプ、即効タイプの4種類に分かれます。
「バレットフィリア達の闇市場」において、「東方虹龍洞」から大きく変更された点の一つが初期装備カードのルールです。
所持しているカードなら無制限に初期装備カードを選べた前作とは異なり、今作では装備コストが存在し、合計装備コストの範囲内で初期装備カードを選択しなくてはいけません。
装備コストは%で表記され、強力なカードほど数値が大きく設定されていますので、持てる枚数の増加と合わせて前作以上に初期装備カードの選択が奥深くなっています。
「バレットフィリア達の闇市場」を始めたばかりの頃は、装備スロット1枠、合計装備コスト100%と魔理沙の持てる初期装備カードは非常に限られていますが、ゲームを進めるにつれて拡張されていき、最終的に装備スロット7枠、合計装備コスト350%となります。
初期装備カードを最大限活かせるかどうかでゲームの攻略難易度も大幅に変わりますので、ゲームを始めた場合、まずは装備スロットと合計装備コストを最後まで開放することを目標にしましょう。
装備スロットと合計装備コストは、「東方虹龍洞」のように特殊な条件を必要とせず、チャプターを進めたり、カードを集めるなどして普通に遊んでいけば最大まで開放できます。
初期装備カードに選ぶには、そのカードをメニュー画面のカード市場で購入しなくてはなりません。
ボスを撃破するとカード市場に新しいカードが並ぶようになるので、それらを購入することで初めて初期装備カードとして使用可能となります。
また、カード市場で購入済のカードは闇市場でも安く購入できるようになるため、今作では初期装備不可のカードもカード市場で購入する価値があります。
カード市場で使用される通貨のお金は、ステージ上で敵を倒すことで獲得できます(弾貨と違いゲームオーバーになっても持ち帰れます)。
ステージにて、各Weveの終了時に開かれるのが今作における重要要素となる闇市場です。
闇市場に並ぶカードはボスを撃破した際に手に入れたカードのみとなり、事前にカード市場で購入していた場合は安く購入できます。
闇市場では一度に3枚までカードを購入できるため、長丁場となるステージでは初期カードと合わせて最終的に数十枚のカードを装備することが可能となっています。
また、カードによっては複数枚購入することで効果が上がる物も存在します。
闇市場では正規のお金は使用できず、ステージ内で手に入る弾貨のみ使用できます。
弾貨はステージクリア時にお金と交換(ゲームオーバーとなった場合は没収)されますので、弾貨を集めることは結果的にお金を集めることにも繋がります。
前作「東方虹龍洞」と比べて、「バレットフィリア達の闇市場」は単にアビリティカードの種類が増えただけでなく、初期装備カードにコストが設定されてスロットが増えたり、道中で購入できるカードの総数も格段に増えたりと、戦略性が更に増している印象を受けました。
強力な編成
最後に、ゲームを攻略する上で役立つ非常に強力な編成を紹介します。
それは、前述した魔法陣強化特化編成です。
初期装備カード
魔法陣強化枠(「濡れた大蛇」以外は強化可能、強化は「けしかける狛犬」最優先)
・濡れた大蛇
・けしかける狛犬
・破壊の美学
・法力経典
・龍の通り道
使用カード(自衛用)
・サイコキネシスor重低音バスドラムなど
フリースロット(かなりコストが余るので高コスト推奨)
・不死鳥の尾など
前述したように魔法陣の活用に特化した編成で、複数購入可能カードを闇市場で買い集めることで初めて真価を発揮することができます。
最重要となるカードは「けしかける狛犬」(複数購入可)で、2枚目の段階でもかなり強いのに、3枚目まで装備すると目に見えたぶっ壊れになります。
何よりも優先して2、3枚目を購入しましょう。
これと「濡れた大蛇」を組み合わせると、魔法陣を展開し続けるだけで敵弾がほとんど自機に寄り付けなくなり、万が一敵弾が当たりそうになっても自衛用の使用カード(「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」推奨)を使えば楽々と凌げます。
この編成で最も重要となるのは「けしかける狛犬」、「濡れた大蛇」、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」の3枚ですが、それ以外の初期装備カードの解説もしたいと思います。
「破壊の美学」は魔法陣で敵弾を破壊できるようになるカードで、1枚目だけではあまり頼りになりませんが、3枚目まで装備すれば目に見えて敵弾が消えていくようになる晩成型のカードです。
弱点としては、他の魔法陣強化カードと比べて値段が高い点が挙げられます。
原則として1枚持ちが基本の使用カードの中で、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」を初期装備カードに選んだ理由は、回転力を加味した上での自衛能力の高さです。
(特化編成を組まなくとも)今作では時間稼ぎのできる魔法陣との兼ね合いでクールタイムの短い使用カードが強く、上記の2枚はこの編成でなくとも単純に強力なカードとなっています。
個人的には、この2枚なら「サイコキネシス」の方が好みです。
この編成はコストが非常に余るため、フリースロットには「不死鳥の尾」を採用しました。
「東方虹龍洞」を遊んだ人なら覚えているであろう超強力カードの「不死鳥の尾」は、今作では初期装備可能となっており、この編成の弱点である序盤を残機の水増しという形で無理矢理補ってくれます。
相性のいいカード
この編成では装備が整った後は大量の弾貨が手に入るため、順調にいけば中~後盤以降は闇市場で購入できるカードが非常に増えます。
最優先は「けしかける狛犬」などの強化ですが、それ以外に特筆すべきカードを何枚か挙げてみたいと思います。
・地獄の沙汰も金次第
弾貨が残機となるため、この編成と非常に相性がいいです。
・かぐや姫の隠し箱
手に入る弾貨の量が更に増えます。
・生命爆発の薬
残機が増えるほか、疑似的なボムで魔法陣戦法の効かないボスを無理矢理突破できます。
・地底の太陽
上記と同じ理由のピンポイント強行突破用です。
あとはシンプルに残機を増やしたり、火力を強化すれば自機は自然と強くなっていくので、どんどん弾貨を稼いでいきましょう。
弱点
この編成の最大の弱点は、2枚目以降の「けしかける狛犬」が闇市場に並ぶかが完全な運になってしまう点です。
こればかりはどうしようもないので、カードが集まらなかった場合は何度も挑戦してみましょう。
まとめ
この記事で紹介した初期装備カードはあくまで一例であり、「けしかける狛犬」、「濡れた大蛇」、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」の3枚以外はおそらく替えが効きます。
「けしかける狛犬」の1枚目と「濡れた大蛇」だけは無いと厳しいですが、ゲームに慣れたら色々と試してみてもいいかもしれません。
「バレットフィリア達の闇市場」は小数点ナンバリングのSTGらしく、整数STGのように全6面のステージに通しで挑むのではなく、自分でチャプターを選んで短いステージを何度も遊ぶ形式のゲームとなります。
難しさ
ゲームの難しさについては、クリア後のやり込み要素として歯応えのあるモードが用意されているものの、エンディングまで到達してストーリーを一通り見るだけならそこまで難しすぎなくもないです。
体感としては、「東方虹龍洞」のNORMALをノーコンティニュークリアできるなら充分クリア可能かと思います。
ただし、「東方虹龍洞」と同等かそれ以上にアビリティカードの使い方や初期装備が重要となりますので、STGに自信がなくとも知識や立ち回り次第でクリアに近づける面があります。
自機
今作の自機は霧雨魔理沙です。
今作の魔理沙はボム(スペルカード)を使えない代わりに魔法陣を使用でき、その上アビリティカードを装備するなどして強化することができます。
敵弾が触れると弾貨(詳しくは後述)が発生し、弾速が遅くなる魔法陣は、今作でアビリティカードと並び重要となるシステムです。
魔理沙はディフォルトで自身の周りに魔法陣を纏っているほか、Magicボタンを押すことで魔法陣を任意の位置に飛ばして一時的に大きく展開することができます。
ただし、魔法陣を遠方に飛ばそうとすると時間が掛かり、その間ショットも止まってしまうため、基本的にMagicボタンは自機の周りで大きな魔法陣を展開したい時に使用することになります。
そこまで長くはありませんがMagicボタンにはクールタイムが存在し、魔法陣の展開後魔理沙は短時間魔法陣を纏わない状態となります。
上記の通り弾貨という重要アイテムを集められる魔法陣ですが、防御オプションとして見れば敵弾の弾速を遅くするだけと一見微妙に見えます。
性質上切り返しには非常に役立つものの、使用する状況によっては逆に詰んでしまう場合もあり、初期状態では精々使いどころの限られる機能でしかありません。
しかし、実はこの魔法陣、複数枚のアビリティカードで強化していくことによって、ゲームバランスが崩壊するレベルのぶっ壊れ機能となります。
詳しくは後述しますが、特定のアビリティカードを複数枚買い足して特化型の編成を組むことによって魔法陣は真価を発揮し、強化された魔法陣によって更に弾貨が稼げる状況に持ち込めます。
ただし、ストーリー上訪れることになる闇市場の開かれないステージでは、カードの強化が出来ないためこの編成は事実上機能しません。
そのため、(あるアビリティカードによる抜け道的な短縮も用意されているとはいえ)ストーリーを進めるには、正攻法で弾幕に挑まなくてはいけない場面が出てきます。
魔理沙のディフォルト残機はどのステージでも1機となっています。
その代わり、特定のアビリティカードを初期装備したり、ステージ途中の闇市場で購入することで増やすことが出来るため、今作は小数点STGながら残機を溜め込んでボス戦を乗り切るようなプレイングも場合によっては可能となります。
最大残機は7機なので増やし過ぎにも気を付けましょう。
ステージ
「バレットフィリア達の闇市場」では、秘天崖や霧の湖などこれまで東方Projectに登場したことのあるステージを異変解決のため魔理沙が巡ることになります。
今作のステージは短いWaveに分かれており、道中で雑魚敵と戦うWaveを何度か繰り返したあと、最後にボスに遭遇する形式となっています。
ただし、エンディング後には、雑魚戦とボス戦を複数回繰り返す特殊なステージも用意されています。
また、WaveとWaveの合間には、今作の重要要素となる闇市場(詳しくは後述)が開かれます。
後半のステージほどWave数が多くなるほか、各ステージのWaveで登場する敵のパターンは複数用意されています。
今作ではボスですら出現が基本的にランダムとなっているため、ゲームをやり込むためには必然的に同じステージに何度も挑むこととなります。
ただし、次のステージを解放条件は、ボスの内誰か一人を倒すだけと非常にシンプルなので、粗方戦力が整ったらストーリーを進めてしまってもいいでしょう(カード集めについては、手に入れてないカードが確定で手に入る救済措置がクリア後に用意されています)。
アビリティカード
「バレットフィリア達の闇市場」には、「東方虹龍洞」を超える85枚ものアビリティカードが登場します。
「東方虹龍洞」から続投しているカードも今作に合わせて性能が調整されており、結果的に需要が増した物や効果が丸々変わった物、ごく一部ですが弱体化した物など変更点は多岐に渡ります。
後述するコスト周りの大幅な変更もありますので、カードを選ぶ基準も自ずと変わることになります。
ただし、ごく一部を除けば前作で使いやすかったカードは、基本的に使いやすいままでもあります。
今作では、正規の市場であるカード市場と調査の対象でもある闇市場が存在します。
カード市場で購入済みのカードを初期装備して出発し、ステージ途中の闇市場で更に買い足していくというのがこのゲームの基本的な遊び方となります。
アビリティカードのタイプは前作と同じく、使用タイプ、装備タイプ、能力タイプ、即効タイプの4種類に分かれます。
「バレットフィリア達の闇市場」において、「東方虹龍洞」から大きく変更された点の一つが初期装備カードのルールです。
所持しているカードなら無制限に初期装備カードを選べた前作とは異なり、今作では装備コストが存在し、合計装備コストの範囲内で初期装備カードを選択しなくてはいけません。
装備コストは%で表記され、強力なカードほど数値が大きく設定されていますので、持てる枚数の増加と合わせて前作以上に初期装備カードの選択が奥深くなっています。
「バレットフィリア達の闇市場」を始めたばかりの頃は、装備スロット1枠、合計装備コスト100%と魔理沙の持てる初期装備カードは非常に限られていますが、ゲームを進めるにつれて拡張されていき、最終的に装備スロット7枠、合計装備コスト350%となります。
初期装備カードを最大限活かせるかどうかでゲームの攻略難易度も大幅に変わりますので、ゲームを始めた場合、まずは装備スロットと合計装備コストを最後まで開放することを目標にしましょう。
装備スロットと合計装備コストは、「東方虹龍洞」のように特殊な条件を必要とせず、チャプターを進めたり、カードを集めるなどして普通に遊んでいけば最大まで開放できます。
初期装備カードに選ぶには、そのカードをメニュー画面のカード市場で購入しなくてはなりません。
ボスを撃破するとカード市場に新しいカードが並ぶようになるので、それらを購入することで初めて初期装備カードとして使用可能となります。
また、カード市場で購入済のカードは闇市場でも安く購入できるようになるため、今作では初期装備不可のカードもカード市場で購入する価値があります。
カード市場で使用される通貨のお金は、ステージ上で敵を倒すことで獲得できます(弾貨と違いゲームオーバーになっても持ち帰れます)。
ステージにて、各Weveの終了時に開かれるのが今作における重要要素となる闇市場です。
闇市場に並ぶカードはボスを撃破した際に手に入れたカードのみとなり、事前にカード市場で購入していた場合は安く購入できます。
闇市場では一度に3枚までカードを購入できるため、長丁場となるステージでは初期カードと合わせて最終的に数十枚のカードを装備することが可能となっています。
また、カードによっては複数枚購入することで効果が上がる物も存在します。
闇市場では正規のお金は使用できず、ステージ内で手に入る弾貨のみ使用できます。
弾貨はステージクリア時にお金と交換(ゲームオーバーとなった場合は没収)されますので、弾貨を集めることは結果的にお金を集めることにも繋がります。
前作「東方虹龍洞」と比べて、「バレットフィリア達の闇市場」は単にアビリティカードの種類が増えただけでなく、初期装備カードにコストが設定されてスロットが増えたり、道中で購入できるカードの総数も格段に増えたりと、戦略性が更に増している印象を受けました。
強力な編成
最後に、ゲームを攻略する上で役立つ非常に強力な編成を紹介します。
それは、前述した魔法陣強化特化編成です。
初期装備カード
魔法陣強化枠(「濡れた大蛇」以外は強化可能、強化は「けしかける狛犬」最優先)
・濡れた大蛇
・けしかける狛犬
・破壊の美学
・法力経典
・龍の通り道
使用カード(自衛用)
・サイコキネシスor重低音バスドラムなど
フリースロット(かなりコストが余るので高コスト推奨)
・不死鳥の尾など
前述したように魔法陣の活用に特化した編成で、複数購入可能カードを闇市場で買い集めることで初めて真価を発揮することができます。
最重要となるカードは「けしかける狛犬」(複数購入可)で、2枚目の段階でもかなり強いのに、3枚目まで装備すると目に見えたぶっ壊れになります。
何よりも優先して2、3枚目を購入しましょう。
これと「濡れた大蛇」を組み合わせると、魔法陣を展開し続けるだけで敵弾がほとんど自機に寄り付けなくなり、万が一敵弾が当たりそうになっても自衛用の使用カード(「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」推奨)を使えば楽々と凌げます。
この編成で最も重要となるのは「けしかける狛犬」、「濡れた大蛇」、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」の3枚ですが、それ以外の初期装備カードの解説もしたいと思います。
「破壊の美学」は魔法陣で敵弾を破壊できるようになるカードで、1枚目だけではあまり頼りになりませんが、3枚目まで装備すれば目に見えて敵弾が消えていくようになる晩成型のカードです。
弱点としては、他の魔法陣強化カードと比べて値段が高い点が挙げられます。
魔法陣が広くなる「法力経典」と魔法陣の展開時間が長くなる「龍の通り道」は、「けしかける狛犬」程の意外性はありませんが期待通りの効果が得られるカードです。
耐える時間が続く序盤は少しでも時間を稼げる「龍の通り道」、余裕が出来る終盤は魔法陣にかする敵弾が増えて結果的に手に入る弾貨も増える「法力経典」の優先度が増しますが、基本的にはどちらも闇市場にあれば買い集める程度の認識で優劣は付けなくても大丈夫です。
耐える時間が続く序盤は少しでも時間を稼げる「龍の通り道」、余裕が出来る終盤は魔法陣にかする敵弾が増えて結果的に手に入る弾貨も増える「法力経典」の優先度が増しますが、基本的にはどちらも闇市場にあれば買い集める程度の認識で優劣は付けなくても大丈夫です。
原則として1枚持ちが基本の使用カードの中で、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」を初期装備カードに選んだ理由は、回転力を加味した上での自衛能力の高さです。
(特化編成を組まなくとも)今作では時間稼ぎのできる魔法陣との兼ね合いでクールタイムの短い使用カードが強く、上記の2枚はこの編成でなくとも単純に強力なカードとなっています。
個人的には、この2枚なら「サイコキネシス」の方が好みです。
この編成はコストが非常に余るため、フリースロットには「不死鳥の尾」を採用しました。
「東方虹龍洞」を遊んだ人なら覚えているであろう超強力カードの「不死鳥の尾」は、今作では初期装備可能となっており、この編成の弱点である序盤を残機の水増しという形で無理矢理補ってくれます。
相性のいいカード
この編成では装備が整った後は大量の弾貨が手に入るため、順調にいけば中~後盤以降は闇市場で購入できるカードが非常に増えます。
最優先は「けしかける狛犬」などの強化ですが、それ以外に特筆すべきカードを何枚か挙げてみたいと思います。
・地獄の沙汰も金次第
弾貨が残機となるため、この編成と非常に相性がいいです。
・かぐや姫の隠し箱
手に入る弾貨の量が更に増えます。
・生命爆発の薬
残機が増えるほか、疑似的なボムで魔法陣戦法の効かないボスを無理矢理突破できます。
・地底の太陽
上記と同じ理由のピンポイント強行突破用です。
あとはシンプルに残機を増やしたり、火力を強化すれば自機は自然と強くなっていくので、どんどん弾貨を稼いでいきましょう。
弱点
この編成の最大の弱点は、2枚目以降の「けしかける狛犬」が闇市場に並ぶかが完全な運になってしまう点です。
こればかりはどうしようもないので、カードが集まらなかった場合は何度も挑戦してみましょう。
まとめ
この記事で紹介した初期装備カードはあくまで一例であり、「けしかける狛犬」、「濡れた大蛇」、「サイコキネシス」or「重低音バスドラム」の3枚以外はおそらく替えが効きます。
「けしかける狛犬」の1枚目と「濡れた大蛇」だけは無いと厳しいですが、ゲームに慣れたら色々と試してみてもいいかもしれません。
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