2022年9月10日、「東方ダンマクカグラ」の公式Webラジオである「だんかぐだんちょうのだべりらじお」の第12回が放送されました。

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内容まとめ
団長のJYUNYAさんと副長のうえだPさんがトークする「東方ダンマクカグラ」のWebラジオ「だんかぐだんちょうのだべりらじお」は、今回で「東方ダンマクカグラ」がリリースされてから6回目、リリース以前から数えると12回目の放送となります。
既に告知されている通り、「東方ダンマクカグラ」は10月28日にサービスを終了することが決定しており、今回の「だんかぐらじお」もこれが最終回となります。


前回の放送から約5カ月ぶりとなる今回の「だんかぐらじお」は、約2時間以上に渡る内容となり、ユーザーからの質問コーナーや一部未公開だった10月以降の楽曲紹介が行われたほか、初となるゲストも登場し大きく盛り上がる放送となりました。

今回のお品書き。
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まず行われたのは質問コーナーでした。
全部で300以上もの質問が届いたとのことで、今回の「だんかぐらじお」では数が多かった質問を中心にお二人が回答されました。
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1つ目の質問は、「ダンカグ」を運営していく中で一番嬉しかったことや大変だったことについてです。
「ダンカグ」を経由して東方自体やアレンジのことを知った人が多くいたことは、やはり嬉しかったとのことです。
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2つ目の質問は、今だから話せる運営の秘密についてです。
「東方ダンマクカグラ」というタイトルの命名秘話が語られ、タイトルを決めるのに1年くらいかかったことや没になった複数のネーミングが語られました。
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3つ目の質問は、もし運営を続けていたらやりたかったことについてです。
新型コロナウイルスの流行によって有観客でのライブが開催できなかったことなど、運営をする上で社会情勢の影響を受けてしまった面もあったようです。
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4つ目の質問は、「東方ダンマクカグラ」最大の失敗点についてでした。
うえだPさんはゲームの構造が売り上げに繋がりにくかった点を失敗点として挙げ、スコアを稼ぐ遊び方に興味のあるユーザーが少なかったことなどが語られました。
また、十代から二十代前半くらいまでの若い方がユーザー全体の八割弱という特有の事情もあったそうですが、定額課金要素のカグラパスを買ってくれていた人などは多かったらしく、そういった層を対象とした売れる物を準備できなかった点が反省点として挙げられました。

おそらく、スコアアタックのために夢見くじで同じカードを複数枚集める重課金者が少なく、定額パスや少量の課金アイテムのみを購入するライトな層が事前の予想より多いという、ミスマッチが起きていたものと思われます。
後者がもっと課金したくなるようなアプローチが出来ていれば、結果は違ったのかもしれません。
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5つ目の質問は、DANMAKUステージについてでした。
元はAQUA STYLE側のプロットにあったアイデアで、バトル的な要素があった方がいいという考えから実装されたとのことです。
様々なキャラクターの弾幕ごっこが見れると、演出面では東方らしい良さもあったのですが、操作性の面などで致命的な部分があり、実際にはマニア要素となってしまいました。

音ゲーとバトルを掛け合わせるアイデアは非常に良かったと思いますし、課金に繋がりそうな気配もあったため色々と悔やまれます。
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6つ目の質問は、お二人への個人的な質問でした。
この質問ではお二人が楽しそうに東方の好きなものについて回答されていました。
また、秘封アレンジの実装予定があった話や、リズムゲームにちなんで最後に実装予定のヒロインが堀川雷鼓であった話など、ここだけの裏話もありました。
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7つ目の質問も、お二人への個人的な質問でした。
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続いてのコーナーは9月末~10月の実装楽曲の紹介です。
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サービス終了時に発表されたロードマップでは、開発の都合もあって10月に実装予定の楽曲はジャケットイラストが公開されておらず、書き下ろしアレンジ楽曲については曲名すら未発表という状態でした。
そのため、それらのジャケットイラストと書き下ろしアレンジ楽曲3曲は、今回の放送が初公開となりました。
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今回初公開の「ハートビートは鳴りやまない」、「Night Flight Believer」、「Re:Unknown X」の3曲は書き下ろしアレンジ楽曲となるほか、2曲の原曲を含めた多数の楽曲が10月まで実装予定となっています。
特に、「東方ダンマクカグラ」最後の実装楽曲に相応しく「アンノウンX ~ Unfound Adventure」を原曲としたアレンジ楽曲の「Re:Unknown X」は、非常に高難易度に設定されるとのことです。
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番組後半よりゲストとしてビートまりおさんが登場しました。

また、「ダンカグ」がサービス終了しても皆様の手元に形に残るように、AQUA STYLEが書き下ろしアレンジ楽曲を中心に収録したCDを企画しているそうです。
その他にも、「ダンカグ」で使用されたイラストを使ったクリアファイルなどのグッズも制作予定とのことです。
「ダンカグ」関連の商品展開はもう大分限られると思われますので、記念アイテムが欲しい方は楽しみに待ちましょう。
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後半の質問コーナーは、これからの「ダンカグ」やアンノウンXについての質問を取り扱いました。
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8つ目の質問は、「ダンカグ」サービス終了後の公式サイトやYouTubeチャンネルの扱いについてでした。
回答として、基本的に今年度いっぱいは残る予定ですが、運用コストなどの問題もあるので未来永劫残るとは限らないとのことです。
ただ、東方Project25周年記念サイトについては外部への移管を検討するなどしているとのことです。
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9つ目の質問は、サービス終了後もどこかでミタマカードやストーリーが見たいという意見についてでした。
これは多く来た質問とのことで、色々な方法を検討しているとのことです。
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10つ目の質問は、課金停止後のゲーム内の調整についてでした。
アイテム入手量については調整され、緩和されるとのことです。
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11つ目の質問は、サービス終了後のオフライン版についてでした。
これについては非常に多くの質問が届いたとのことです。
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結論として、オフライン版の実施をアンノウンXは全力で検討していますが、コストと権利関係という大きなハードルもあるため現時点では確定的なことは何も言えないとのことです。
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オフライン版についてユーザーの希望する声は、運営にもしっかりと届きます。
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最後となる12つ目の質問は、アンノウンXの次回作や次の企画についてです。
これに関しては、上記の検討中となっているオフライン版のようにやりたい気持ちはあるようですが、現実的には未定となっているようです。
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突如告知され話題となったエンドロール動画についても触れられました。

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AQUA STYLEよりお知らせです。
「不思議の幻想郷 TOD -RELOADED-」と「不思議の幻想郷 -ロータスラビリンス R-」が、全てのDLCコンテンツが含まれた新装のパッケージ版として2022年11月24日に発売されます。
DLCを含めると半額未満というお得な内容となっており、個人的にはローグライクは携帯機が遊びやすいと思いますので、未プレイの方はこれを機に購入して遊んでみるのも一興です。
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また、2本のソフトがセットとなり、多数の豪華特典も付属する限定版も発売されます。
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最後に10月28日のサービス終了当日に放送される最後の「ダンマク祭」の告知が行われました。
豪華ゲストの参加も続々と決定しているとのことですので、皆さんぜひ視聴しましょう。
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感想
今回が最後の「だんかぐらじお」となりました。
初回から追っている身としてはとても悲しく、お二人が東方について楽しそうに話していたり、興味深い裏話が聞けるのが好きで、実は毎回「ダンマク祭」より楽しみにしていました。
このような放送を12回も続けてくださったお二人やアンノウンXのスタッフに、感謝の気持ちを伝えたいです。

今回の放送では難しい質問や話題にも触れられており、ゲストとして来てくださったビートまりおさんの軽快なトークもあって非常に見応えのある放送となっています。
「ダンカグ」に思い入れのある方は、是非一度視聴してみてください。